ペット火葬の基礎知識｜事前準備・手順・費用相場などを初めての方にも分かりやすく解説

ペット火葬で個別火葬を選択するメリット・デメリット

ペット火葬には大きく分けると個別と合同の2つの種類があります。
合同とは他のペットと一緒に火葬をするスタイルですが、個別となると、1匹だけの単体で行われます。
このペット火葬で個別火葬を選択することには、メリットもあればデメリットもあると言えるでしょう。
まず最初にメリットに挙げられることとしては、遺骨を引き取ることができる点です。
合同火葬となると他のペットも一緒に火葬を行うことから、遺骨が混じってどれがどれだか分からなくなります。
このようなことから引き取ることができません。
遺骨を手元に残すことができれば、手厚い供養もできるでしょう。
反対にデメリットにあげられる事は費用の問題が挙げられます。
一体ずつ行うため、終わるたびに火葬炉をきれいにする必要があり、時間も手間もかかります。
このようなことからどうしてもコストがかかり費用が高くなる事は否めません。
また個別に対応している業者が少ないのが事実であり、選択肢が狭いこともデメリットと言えます。

ペット火葬で合同火葬を選ぶメリットと注意点を知る

ペットが亡くなった場合、自宅の庭などに埋葬するという方法もありますが、現在では自宅の敷地内であってもペットをそのまま埋葬することは難しくなっています。
そんな背景もあり、現在ではペットの葬儀はペット火葬という方法が選ばれることも増えてきました。
ペット火葬は専門の業者に依頼することもできますし、火葬場でもペット用の炉を用意しているところが多くなっています。
料金なども比較しながら、安心して依頼できるところを選びましょう。
料金の負担を少しでも減らしたいなら、合同火葬という選択もあります。
合同火葬はよその家のペットと一緒に火葬を行うという方法です。
一度に複数のペットを扱えるので料金が安くなるというメリットがあります。
料金は安くなりますが、遺骨が他のペットと混じってしまうので遺骨の返還は困難になります。
遺骨の返還を希望する場合は、少し高くなっても個別火葬を選んでおくことがおすすめです。
合同の場合は、遺骨は合同供養塔や合祀墓で供養されることが多くなっています。